休日の或る日。思い立って、那岐山トレッキングを決行。
午前6時に家を出発し、那岐山第3駐車場まで約2時間。8時前に出発。行程は、大神岩コース(Cコース)で山頂を目指し、帰りは蛇淵滝コース(Bコース)で帰着する。
そりゃあ熊も居ます。いや、熊の居住区に人間がお邪魔しているのですから、、、鈴を持っていなかったので、ガラケーのアラーム音を鳴らし続けて上がりました。
しばらく歩くとほどなくBとCの分岐点があります。Cコースへ。
足場はこんな感じでなかなか歩くのに慣れが要ります。
もう日頃の運動不足を憂いて、ゼイゼイ言いながら上がります。熊に出会いませんように、、、
空が開けて緑が眩しいです。
水飲み場が在りました。この日は炭酸水500mlを4本2L持って行ってましたので、この時点では飲まず。結果的には2Lは要りました。
この倒木に凭れ掛かってしばらく休憩。
おお~やっとここまで、、、大神岩
先に岩の裏手に回り、、、
不動明王を拝む。うろ覚えだった真言「ノウマク サンマンダバザラダン センダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン」が口を付いて出たので不思議です。有難い。
大神岩(標高1,000m)からの眺め
では、再出発!
この立て札のところで更に休憩。汗がふき出る。あと、1,1kmかあーー
たまにこんな平坦な道もあってご褒美のようで助かる。
八合目か、、、
また足場はこんな感じ。
これは、
素戔嗚尊(スサノオノミコト)と彫られているようです。
もうちょいか、、、
空が青い
滝山への分岐点まで来ました。あと少し!
この辺りからの景色も充分に素晴らしい。
小屋の彼方が滝山
向こうの山の左上が那岐山山頂です。
人影と話声が聞こえてきました。また下って上がりです。
遠くの山々を眺めつつ、また休憩。山頂までに5回くらい休憩しました。
この岩場にも何か彫ってあるらしいけど、早く山頂まで行きたいので、スルー(笑)
下ってきた道を振り返る
もう少し~
到着~~ 1225m
信じられんのですが、こうして皆が弁当食べたり水分補給してる、そんな広くない山頂でタバコふかすジジイが居ました。1本のタバコのせいで周囲は変なムードに一変。
降りてから自分の車の中だけで吸え(怒)。今回、残念だったのはその1点だけですな。
正に360度のパノラマ
心地よい疲れでしたが、これから続く下りに備えて、人参牛黄を4P注入しました。これは即効性があるので。
ではBコースを下っていきます。
気持ちの良い景観が続きます
ここで分岐です。右に折れてBコースへ、、、
Cコースよりもこちらのほうが道幅が狭いです
たまに視界が開けて緑が眩しい
黒滝に降りてみます。
え!こんな感じなん。ていう急なとこを下っていきまして、下から写したとこ。
シャーシャーと滝の音がしております。
もうちょい近づくこともできそうでしたが、蛇に出くわしたら怖いからやめときます。
こんな感じで沢を跨いで行かないといけない箇所もいくつか有り。
映画ツインピークスを思い出す、、、
この辺りで親子(父親と中学生くらいの男の子)とすれ違ったけど、かなりの軽装で手ぶらだった。大丈夫なのか???(靴だけはちゃんとしたトレッキングシューズでしたが、、、)
この沢の音を聞いてるだけで涼みますな。
この辺りまで来たら間もなくです。下りのほうが長く感じたのは、Bコースのほうが500m長いんですなあ、当たり前か。
そして、この分岐点に戻ってきました。3時間半くらいかな。
第3駐車場まで歩く。クタクタの身体を山の緑が癒してくれますな、、、
もちろん、蛇淵の滝にも寄っていきましょう。
もう少ししたら、藪蚊がすごそうな雰囲気のとこです。
良いですね~。なかなか神秘的な空間です。
小屋から上がる時、この苔むす光景にもちょっと感動でシャッターを切る。
途中からポール代わりに使った木の枝ともお別れします。有難うございました!!
山の駅です。
ここでお昼にしようかと思いましたが、正に正午前で混雑気味だったので、退散しました。
初めての那岐山。正直、体力的にはキツかったけど、やっぱりそれに勝る達成感と爽快感がありました。今回、実は愛犬ハナの弔い登山と自分で勝手に決めて上がりました。1人黙々とハナとの思い出を手繰り寄せながら一緒に居る気持ちで。無事に上がって降りることができて良かったです。感謝。