カテゴリ:ギターや楽器の話( 57 )

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珍しい1本が出てたので即買ったのですが、息子が欲しがったので進呈した、YAMAKIのY70D。

1970年代後半にWOODCRAFTシリーズとして短期間製造されたモデルの1つ。当時の希望小売価格は70,000円

トップはえぞ松単板

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横板とバックはローズウッド単板。

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このシリーズは基本、マーチンを模したロゴ形状です。指板はローズウッド。ネックはマホガニー

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ボリュートネックにYAMAKI表記のペグ

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ネックエンドのバッファローマーク

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この三角のポジションマークが好きです。メイプルとローズウッドの寄せ木

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当時のYAMAKIはWASHBURNにもOEM供給をしていて、D-66SWはこのY70Dの上位機種に当たるらしい。指板がエボニーかどうかの違いみたいですが。

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ギター図鑑 のページより拝借したワッシュバーンの画像です。


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カタログ。Ebony Fingerboardという表記が見えます。ブリッジもエボニーのようです。


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ウッドクラフトシリーズのカタログ転載。Y-40Dは持ってますが、本当に素晴らしいギターです。

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Y-60Dというのは見たことがないです。かなりレアだと思う。Y-40Dと同じくえぞ松×マホガニーだけど、40はネックがナトーに対し60はマホガニーであることが判る。

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同様に、Y50DもY70Dもエゾ松×ローズウッドなのだけれど、ネックが50がナトーに対し70はマホガニーを使っている。マホガニーのほうが高価なのかな。


それで、このY70Dの肝心の音ですが、殆ど弾かれていなかったのか、40年も前のギターなのにかなり新しい音です。ですが、音量と音像はしっかりしていて凄いギターだなという印象です。70年代の国産ギター、アメリカ物に追いつけ追い越せで、切磋琢磨していた日本人の技術力、本当に頭が下がります。

by rrmat288 | 2019-03-18 07:22 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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1958年~1965年まで製造された米ハーモニー社のストラトトーン、H46

OEMで別ブランドでAIRLINEやSILVERTONEでも同機種が見られる。
スラブボードボディにメイプルサイドバック。中は空洞なので2kgちょいの軽量ボディ。

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お馴染み、ハーモニーデータベースによると、1958~1959年がヘッドストックのロゴ「Harmony」の「y」の字が下に伸びている。

そして、1962年以降は、ピックガードにアトミックロゴが施されるらしい。



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これがデータベースから引用した初期ロットの物のヘッドロゴ。「Y」が「N」辺りを突き抜けて下へ伸びている。

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ペグもオリジナルです。

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ピックアップはもちろんDearmond製。出力はそんな強くありません。フロントは甘い音がします。

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H46といえば、この人ですなーブライアン・ジョーンズ!

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当時のカタログです。



by rrmat288 | 2019-03-09 07:33 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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このオーディトリアムサイズのフルアコは、シカゴハーモニー社のモデルH51、ダブルネームでSilvertoneのS1320/S1322(どちらなのか不明)。

オリジナルのモデルは、ピックアップがギブソンのP13が付いているけど、これはリップスティック調の物に替わっている。

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ハーモニー・データベースによると、H51の生産期間は1947-1955ということで変則的であることも書かれていた。Fホールからようよう覗いてみると、「58R64」と「P57」という表記があるので、1957年製ではと思われる。

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渋いロゴ

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リップスティックPU

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トップはスプルースのようです。

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ペグはGROVERに替わってます。

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指板はおそらくハカランダ

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安く買えましたが、全然チープさの無い良いギターでした。


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エルモアのジャケに何気に写ってたりするギターです。

by rrmat288 | 2018-12-17 16:04 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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これは1万円以下で入手したK.COUNTRY(春日)のH.C-500。当時の価格:50,000円

1975年のカタログからはマーチンタイプの湾曲ロゴになっているので、それ以前の縦ロゴの物。1974年製と思われる。


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ペグはGOTOH製

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ネックの部分の補修歴があり安かったのでは、と思います。

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スプルーストップ単板にローズウッドのサイド&バック。指板もローズウッド。

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このギターですが、どえらいデカい音で鳴っています。正に「近所迷惑ギター」。特に低音。デカいだけでまとまりの無い出音のギターもありますが、ちゃんと音像の残るタイプで繊細なプレイにも向いています。

このギターも暫く弾いて堪能したら、息子に受け渡す予定。


by rrmat288 | 2018-11-08 06:53 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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1979年製のYAMAKIのY40D。当時のメーカー希望小売価格は、40,000円。トップはスプルース単板。

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サイドとバックはマホガニー単板

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ヘッドロゴはマーチン風味。

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ボリュートネックにYAMAKIペグ。

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このシンプルな三角形のポジションマークが良い

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MOSSMANタイプのピックガード。

音色ですが枯れて温かい音が出ています。低音もちゃんと出ています。

当時40,000円ほどでこれだけのクオリティのギターを作っていたとは本当に驚きです。倒産してしまいましたが、YAMAKIというメーカーが残っていたら、YAMAHAやYAIRIに匹敵するか、それ以上になっていたと思われます。YAMAKIもいろいろ試して渡り歩いたけど、今手元にあるのはYW-80Mと、このY40Dです。

by rrmat288 | 2018-10-13 06:13 | ギターや楽器の話 | Comments(2)

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YamahaのFG-110。
発売は、1967年4月。当時の希望小売価格が12,000円のフォークギター。ちなみに、よく比較されるけど1967年といえば昭和42年の大卒初任給が26,200円だそうです。

トップはスプルース、サイドとバックはメイプル。オール合板の作り。

1967年~1972年まで続いた赤ラベルシリーズの中で唯一メイプルを使用しているのが、このFG-110。

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音叉マークに釣鐘ロッドカバー。7桁シリアルで1969年製と推測されます。


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指板はブビンガ。かなり擦り減っておりますが。

ポジションマークが1969年に3mmから5mmに変更になっているらしいけれど、これは計測すると3mmでした。


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小ぶりで軽快な鳴り。近くに放っておいて、気兼ねなく使えるのが何よりです。

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赤ラベル。しっかり残ってます。

by rrmat288 | 2018-08-29 10:44 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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これはシカゴのハーモニー社の1968年製のシンボディのフルアコです。
安く手に入りましたが、最近はこの手のビザールギターでも状態によりますが、楽器店に並ぶと10万超えだったりして驚かされます。

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ボルトオンジョイント

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「Harmony」のヘッドロゴが毎度イカしてます。

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ロッドカバーにめちゃ小さく「MADE IN USA」

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ペグもオリジナルと思われます

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髭みたいなムスターシュ型のデュアルモンドピックアップ×2基。

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ボディ幅は約49mmで、ボディ重量は2,6kg

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Fホール内部。H54が読み取れる

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68表記が在り。

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当時カタログ。134,5ドルだったようです。


手放しました~!

by rrmat288 | 2018-08-02 06:17 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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これは久々にヤフオクで落札した、LYRAという名を冠したパーラーギター。(落札価格は、13,350円)
ライラというのは、星座の名で琴座のことだと思います。
ニューヨークのC.BRUNO&SONという会社が、1940年代にシカゴのHARMONY社にOEM生産させたものだそうです。
ピックガードは付いていなくて、これはペイントですな(笑)
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材質はバーチ。日本語では、樺(かば)


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スクエアなヘッドにロゴは微妙に左寄りに付いている。

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おそらくオリジナルのペグでしょう。


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この指板インレイがポップで良いなあと思ってよく見たら、これもインレイでなくペイントでした。限りなくチープ!笑


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ボディ内部に大きめに「MADE IN USA」のスタンプ。

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テイルピースもレトロ

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ボディ厚は87mmありました。

肝心の音ですが、チープで薄っぺらい、ガラ~~ンとした鳴りですが、憎めない1本です。


by rrmat288 | 2018-07-10 06:26 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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ハーモニー社の1972年製のH682(=H82)REVEL。

小柄なフォローボディのフルアコ。沖縄のリサイクルショップに、バインディングの崩壊により安値の5万以下で出ていた。

このボディの形状はグレッチのパクリなのでしょうか、謎です。
「REVEL」というモデル名が付いてますが、何なんでしょう。「反逆児」「不良」という意味でしょうか。

お馴染みの「ハーモニー・データベース」によると「初めて買ってもらったギターがこれでした。」というレビューがやたら目に付きますが、当時のスチューデントモデルだったのでしょう。1972年当時の価格は、122.5ドル。


このモデルは1968年~1971年まで製造された。Same modelrenumbered H682 from 1972 とハーモニー・データベースにあるように、これは1972年製のスタンプが押してある。

同時期に、鮮やかなグリーンバースト(アボカド・グリーン・バーストというらしい)のH82G(H682G)も発売されている。


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ボルトオンジョイント


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いちいち変わってます。この変な形のロッドカバー。


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ボディの厚みは48mm


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ペグは錆錆ながら硬くなかった


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ピックアップ。DEARMOND GOLD FOIL MUSTACHE 。ヒゲみたいな形してるので、ムスターシュです。出力はかなり低め。


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H682表記

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S72表記

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特徴的なのが、このスライダー式のボリュームとトーン。2つのピックアップをオンにして、フロントのボリュームとトーン写真のように少し絞ってクリーンで鳴らすと、何とも暖かくトゥワンギーな音色がします。

変なギターですが、なかなか愛らしい1本です。

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グリーンにもお目にかかりたいですが、楽器店で10万超えてますな~

by rrmat288 | 2018-06-04 06:22 | ギターや楽器の話 | Comments(0)

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イタリアのECO製VOXのトルネードという名のフルアコです。
このギターの生産時期は、1965年~1967年。いろいろ海外のサイトを物色した結果の憶測ですが、これは1967年製ではないかと思います。
これはいろいろ木部に達したクラックが多いです。

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ボディサイズは15インチ弱。ボディ厚は60mm。スケールは640mmでした。ボルトオンジョイント。

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とてもチープな感じのヘッドとヘッドロゴ。

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ヘッド裏。めちゃ小さく「Made in Italy by Vox」

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薄型ボディです。


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シリアルはあまりアテにならない、らしい(笑)


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ピックガード上のロゴマーク。シンプルです。

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ボリュームとトーンノブがまたレトロ感出してます。

チープなギターと言えばその通りですが、それ以上に可愛らしく愛着の湧く楽器です。



by rrmat288 | 2018-05-28 06:50 | ギターや楽器の話 | Comments(0)