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カテゴリ:映画・DVD鑑賞/読書( 530 )

パラサイト 半地下の家族_f0197703_10373959.jpg
上映中

<あらすじ>
半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。
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オスカー作品賞ノミネートの映画(邦画は1作も無し!笑)。ボン・ジュノ監督と名優ソン・ガンホといえば「殺人の追憶」ですな~。韓国フィルムノワールの名作です。この映画、今年ベストというよりもオールタイムベストだと評していた人が居ましたが、まさにそう思いました。ほぼ、コメディが勝ったミステリーで進んでいって、最後の最後はホラーです。かの「ビー・デビル」を思い出しましたなー。殺戮の後の展開も、なかなか良いと思いました。
あとは、音響とカメラワーク、ここが見所で良質な映画だと思いました。ぜひとも劇場でステレオで鑑賞していただきたいです。そうじゃないと魅力半減な感じです。
最多ノミネートの「ジョーカー」より断然こっちが面白ろかったーー。




by rrmat288 | 2020-01-17 06:36 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

アル中病棟 失踪日記2/吾妻ひでお 著_f0197703_16415622.jpg
面白くおかしくも、笑えない、でも笑えるアルコール中毒の基準書です(笑)
酒飲みであるならば、中島らもさんの「今夜すべてのバーで」と2冊セットでバイブルにすべき本です。

著者が実際に経験した3ヶ月の禁酒プログラムが描かれていますが、登場人物が多くそれぞれに奇天烈で面白いしアルコール依存に関しての記述は大変興味深いです。

<本文より抜粋>
アルコール依存者は、酩酊することで自己を拡大し「万能感」「合体感(他人と自分の区別がつかなくなる)」などの誇大傾向、いわゆるパワー幻想に捕らえられ、その陶酔感(=薬因性オーガズム)逃れられなくなってしまいます。
退行状態(子供返り)になったときの多幸感が忘れられず、同じことを繰り返すようになる。それが精神的依存になりやがて身体的依存に進行する。
(中略)では、なぜ依存症者は陶酔感を求めるのか?
素面(現実)への不安感・空虚感を否認するため。現実生活での不安・淋しさ・怒り・抑鬱などに直面して自分が壊れていくのを防ごうと自己防衛している。不安や空虚感に捉われる理由は多種多様だが、その1因に幼児期の精神的外傷(トラウマ)があると言われている。拒絶体験(放置・見捨てられ・愛情の拒絶)、過保護(芝生的母子関係)、早すぎる責任分担(長男や長女)
これらの体験から過剰な依存欲求を持つ性格が生まれてくる。100%以上の愛情を他人に求めてしまう。<抜粋ここまで>
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過去のトラウマはいざ知らず、酒飲みであるならば、人生においていつアルコール起因で取り返しのつかない失敗を犯すか、大怪我はたまた痴呆症、最悪は身を亡ぼすか誰にもわかりません。アルコールは世界最古の向精神薬とも言われる。しかし、酒ごときで人生を誤ったり、命を落としたり、ということが無いようにしたいもんです。否、するべきです。

ということで、小生は今月は今のところ計8日断酒しております(笑)なかなか体調が良いです。

アル中病棟 失踪日記2/吾妻ひでお 著_f0197703_17192089.jpg
アル中病棟は分刻みのスケジュールで断酒会などのミーティングへの参加も同時に勧められる。

また、作品中でよく目に付くのが患者達の喫煙する姿です。
こちらのサイト によると、精神障害者における喫煙率は、 「アルコール依存症では男86.7%,女100%であった。」との記述がある。通常の喫煙率は2割前後と比較してもかなりの喫煙率ということになる。

by rrmat288 | 2020-01-15 06:38 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 坂本義喜原案、内田美智子作、魚戸おさむとゆかいななかまたち絵_f0197703_16320475.jpg
 「フードインク」、「いのちの食べ方」、「ありあまるごちそう」他、個人的に今まで観てきた食育に繋がるドキュメンタリー映画の名作も良いですが、こちらは幼児や小学生にも解かり易く描いた絵本です。坂本善喜さんという食肉解体作業員の方が20数年前に実際に体験したエピソードが元になっていて、助産婦である内田美智子さんが、偶然にも坂本さんの講演を聞き作品にしたそうです。(絵本やDVDもあり)
 食べるもの、命をいただくことに感謝する心を育むことも勿論なのですが、坂本さんがこの1頭の牛との出会いにより、今まで辞めたいと思っていた食肉解体業という仕事に意味を見出し誇りを持ち、一隅を照らす生き方に変わったという点がとても素晴らしいのです。

いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 坂本義喜原案、内田美智子作、魚戸おさむとゆかいななかまたち絵_f0197703_16433930.jpg
魚戸おさむさんの絵もとても親しみ易く良いです。


by rrmat288 | 2020-01-13 06:30 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

EXIT(イグジット)

EXIT(イグジット)_f0197703_11435623.jpg
2019年韓国映画
<あらすじ>
韓国のある都心部に、突如として原因不明の有毒ガスが蔓延し、道行く人たちが次々に倒れて街はパニックに陥る。外が緊急事態になっていることは知らず、高層ビルの中で母親の古希を祝う会に出席していた青年ヨンナムは、そこで大学時代に思いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュと再会する。しかし、そんな彼らのもとにも有毒ガスの危険が迫り、2人は地上数百メートルの高層ビル群を命綱なしで登り、飛び移り、危険な街からの脱出を図る。
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シネマクレールの朝イチで鑑賞。正月休み中ということもあり、珍しく20人くらい入ってたかな。シネマクレールは劇場内の飲食禁止なので、やっぱり落ち着いて鑑賞できるなあー。イオンシネマなんか無駄にポップコーンやジャンク食ってる輩が居てうるさいは、臭いはでほんま止めてほしい(笑)

ということで、この映画。前半のほのぼのホームコメディ的な流れがいかにも韓国映画らしいのですが、その中にも就職難や上司部下間のパワハラ、儒教の教えである年長者や家族を敬う様子なども描かれている。そこから一気に佳境に入っていく展開は、ファン・ジョンミンの「ヒマラヤ」にも似ているなあーと感じました。脚本が「ベルリンファイル」や「ベテラン」のリュ・スワンということで展開がスピーディーです。
パニック・サバイバル系+青春根性映画という感じで、手に汗も握りますが鑑賞後に清々しい気持ちになれる、そんな映画です。お勧めします。

by rrmat288 | 2020-01-10 06:43 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

ブラック・クランズマン

ブラック・クランズマン_f0197703_10144614.jpg
2018年アメリカ映画
<あらすじ>
1972年、ロン・ストールワースコロラド州の警察署で黒人として初めて警察官に採用された。彼は事件捜査を希望していたが書類管理担当に配属される。署長に潜入捜査官になりたいと希望を伝えると、元ブラックパンサー党クワメ・トゥ―レの演説会への潜入を指示される。その後、情報部に配属されたロンは白人至上主義団体(KKK)の新しい支部の構成員を募集する新聞広告を見つけた。ロンは白人のレイシストに成りすまして支部と接触を試みると、気に入られそのまま会う約束を取り付けてしまう。しかしロンは黒人。そこで同僚の白人警官フリップ・ジマーマンを潜入役に、自らは電話交渉担当として二人一役でロンを演じることにする。
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スパイクリー監督作品で、「グリーンブック」と双璧をなす映画。
主演のロン・ストールワースを演じているのは、かのデンゼル・ワシントンの息子らしい。冒頭のブラックパンサーのクワメ・トゥ―レの演説シーンは迫力があり、どことなく若きサム・クックにも似ていて大変格好良い。シリアスな流れにコミカルな箇所を交えつつの展開で、ラストは実際の惨たらしい映像が流されます。70年代特有のサウンドトラックも良いです。



by rrmat288 | 2019-12-30 06:14 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

男はつらいよ 50 お帰り寅さん_f0197703_10442402.jpg
公開中

<あらすじ>
柴又の帝釈天の参道にかつてあった団子屋「くるまや」は、現在はカフェに生まれ変わっていた。その裏手にある住居では車寅次郎の甥である満男の妻の7回忌の法事で集まった人たちが昔話に花を咲かせていた。サラリーマンから小説家に転進した満男の最新作のサイン会の行列の中に、満男の初恋の人で結婚の約束までしたイズミの姿があった。
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公開初日に鑑賞。
作家になった満男を軸に過去のシーンを交えつつ、ストーリーが展開していく。今の映像技術なのでしょうが、過去と現在の映像や音声とのギャップ少なく違和感なく観ることができました。セリフ棒読みのゴクミは、もう顔が端正過ぎるから許すとして(笑)、倍賞美津子さんの若い頃の初々しさ、可憐さといったら無いです。
前田吟と結婚すると寅に告白するシーン。電車に乗る寅を見送るシーンなどは、胸が熱くなりました。

ところが、この映画で気に障るのは不自然な喫煙シーンです。浅岡ルリ子と夏木マリが、唐突にタバコを吸うシーンが3ヶ所あります。それも、①タバコを取り出し、②ライターで火を点け、③旨そうに煙をくゆらし、④灰皿に捻り潰してもみ消すという一連の動作が短い時間に挿入されています。過去の回想シーンの一部ならいざ知らず、今回の新録でこのような意図的な不自然な喫煙シーンに大変疑問を感じます。監督の意図なのか?(小道具として無くても全くストーリーに支障なし)日本たばこ産業JTが女優にお金握らせて劇中で吸うように依頼した(プロダクト・プレイスメントという手法)のか?知る由もありませんが、今から鑑賞される方はご注目ください。かなり不自然です(笑)

あと、冒頭の桑田佳祐、、、あれって要るん???笑





by rrmat288 | 2019-12-28 11:04 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(2)

シックス・センス

シックス・センス_f0197703_11020278.jpg
1999年アメリカ映画
<あらすじ>
マルコム・クロウは第一線で活躍する小児精神科医。これまで多くの子供を心の病から救ってきたが、あるとき彼の自宅に、10年前の少年期にカウンセリングを施したビンセント・グレイという青年が現れる。マルコムはビンセントに「自分を救ってくれなかった」となじられ、銃で撃たれてしまう。その直後、ビンセントが目の前で自殺したことで、マルコムは彼を救えていなかったことを思い知らされる。
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表題と関係ありませんが、12月に入りトータルで14日間酒抜いています。自宅での晩酌はもう必要なくなりました。目の前にワインや焼酎が在ったりしますが、手を伸ばすことも無くなり、、、笑。今まで食卓にダラダラと2時間ほど居座っていたのが、30~40分になりまして。その短縮された時間を映画や読書に充てています。民法テレビは本当にくだらなく、寧ろ不愉快なので見ません。

ということで、ちょうど20年振りにシックス・センスを観ました。当時、どんでん返し/ネタバレなどで一世を風靡した映画で、確か劇場鑑賞したと思います。映画の冒頭に「この映画にはある秘密があります。まだ映画を観ていない人に決してこの秘密を話さないでください。」というブルース・ウィルスからの前置きが懐かしいですな。20年経ってから鑑賞すると随分と印象が違いました。この映画は、ミステリー/サスペンスであり少々のスリラー/ホラーの要素、そして夫婦愛・家族愛を散りばめた異色の作品であることが解かりました。
中でもラスト近くのこの親子のシーン。何回観ても涙がちょちょ切れますね。息子との仲に悩んでいた母親ですが、彼女もまた自分の母親との間に蟠りが在ったこと、そしてそれが解消されるシーンです。子役も凄いですが、ここでは母親の演技の圧勝でしょう。この二人の会話の「間」が素晴らしいです。

もしも、この名作を観ていない方が居られましたら正月休みにぜひぜひご鑑賞ください!!



by rrmat288 | 2019-12-26 12:01 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

ゴールデンリバー

ゴールデンリバー_f0197703_11551356.jpg
2018年アメリカ・スペインほか合作

<あらすじ>
ゴールドラッシュに沸く1851年、最強と呼ばれる殺し屋兄弟の兄イーライと弟チャーリーは、政府からの内密の依頼を受けて、黄金を探す化学式を発見したという化学者を追うことになる。政府との連絡係を務める男とともに化学者を追う兄弟だったが、ともに黄金に魅せられた男たちは、成り行きから手を組むことに。しかし、本来は組むはずのなかった4人が行動をともにしたことから、それぞれの思惑が交錯し、疑惑や友情などさまざまな感情が入り乱れていく。
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いろんな映画で観る名脇役のジョン・C・ライリーと、「ジョーカー」のホアキン・フェニックスが兄弟で殺し屋役を演じる映画。現在は、ザ・シスターズ アンド ブラザーズ。原題のほうがしっくりくる内容。ロードムービーとちょい西部劇のエッセンスです。破滅的な負の連鎖ですが、最後ちょっと救われるかな。面白い映画でした。




by rrmat288 | 2019-12-23 06:54 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

ライオンキング超実写版

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2019年ディズニー映画
<あらすじ>
命あふれるサバンナの王国プライドランド。未来の王<シンバ>は、ある“悲劇”により父<ムファサ>を失い、王位を狙う闇に生きるライオン<スカー>の企みにより王国を追放されてしまう。新たな世界で彼は仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自らの運命に立ち向かうために―。
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ストーリーは幼稚園児でも解かるくらいに安直なので、字幕やセリフなくとも大丈夫です(笑)この超実写と言われる精密なCGを味わうには、やはりスクリーンに勝るものはないでしょう。自宅のTVではその魅力は半減でしょうが、それでも素晴らしい景色でした。生きとし生けるもの全てが愛おしくなるような映像美です。
父が息子に「命の環の中で自分のミッションを果たせ」というような言葉をかけますが、印象的なセリフでした。




by rrmat288 | 2019-12-16 06:28 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)

無奴の鉄拳

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2018年韓国映画
<あらすじ>
現在は愛する妻ジスと穏やかに暮らしているドンチョルは、かつては一度キレたら最後、誰にも止めることできない「雄牛」の異名で恐れられていた。ある夜、ちょっとした揉め事でジスを怒らせてしまったドンチョルは急いで自宅に戻るが、部屋は荒らされ、そこにジスの姿はなかった。そこへジスを誘拐したという電話が入る。電話の主はドンチョルに身代金を要求せず、逆に金を渡すからジスのことは忘れろとの提案をもちかけてくる。怒りに震えるドンチョルは、警察に頼ることなく妻を助け出すために独自で動き出す。
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この月から木まで家での晩酌を止めていますので(試験的に)、いろいろ映画観たり読書したりと、ちゃんとした五感で(笑)有意義に過ごしております。

今や大ベテラン看板男優のマ・ドンソクがまたまた大暴れするアクション映画。悪役の野郎もなかなかに憎たらしい感じを醸していますね。そして、韓国映画ならではのおトボケキャラ野郎も2人出て参ります。最終的にはハッピーエンド。エンドロールが終わるまで、その後のそれぞれの行く末が映されますので飽きません。勧善懲悪でエグいシーンもなく安心して観ていられる映画です。



by rrmat288 | 2019-12-13 06:58 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)