このジャケ写顔、誰かに似ているが、、、思い出せない、、笑笑
ニューヨーク在住のシンガーソングライター&ピアニスト、ジョン・リーゲンの4年振りの新譜。
リクオさんが、4年前の前アルバム「
ストップ・タイム」 を紹介されていて知り得たミュージシャンでした。宮井章裕さん著のライナーによると、この4年間のあいだに結婚して子供ができたそうで、このアルバムは家族への想いや感謝を綴った曲と時代を憂うような曲と2分されているようです。対訳を読んでもよく解かります。
そしてこのアルバムはジャミロクワイのキーボードのマット・ジョンソンとの共作になっている。ニューヨーク⇔ロンドンとで音源をやり取りしながら完成させたアルバムで、マット・ジョンソンの毛並みはオープニング曲「Wide Awake」のサウンドに端的に表れている。中盤のウニョ
ウニョウニョウニョ~~と割り込んでくるキーボードが印象的。⑥のイースト・サイド・ブルース。転がるピアノに絡んでくるネチっこいギター。これもジャミロクワイのギターリスト、ロブ・ハリス。⑧のニューオリンズ風味のファンキーチューン、この辺りが自分の好みかな。
④のしっとりしたタイトルチューン「ハイアー・グラウンド」もとても良いし、⑩は奥さんへ捧げられた曲だという。歌詞の中に「僕は生まれた年には、ビートルズが活動を辞めると宣言し、アポロ13号が宇宙から生還を果たし、、、」とあるので、この方は1970年生まれなのかな?
全体的に歌詞も含めて聴けば聴くほど味わい深い、今回も上質なポップスアルバムに仕上がっています。