フライド・グリーン・トマト
2018年 05月 09日
<あらすじ>
ジョージア州に住む主婦エヴリンは、子供たちも独立し、自分に無関心な夫エドへの愛情も失せつつあった。そんなある日、叔母への面会で訪ねた老人ホームで、はつらつと元気な老女ニニーに出会う。怠惰な生活を送るエヴリンに、ニニーはそっと昔話を聞かせ始めた。
――その昔、南部アラバマの小さな町に暮らす少女イジーは、最愛の兄バディを突然の事故で亡くしてしまう。そんな失意のイジーに優しく寄り添ったのは、バディの恋人ルースであった。愛する人を失った二人は、深い友情で結ばれていく。
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南部の人種差別なども織り込みつつ、2人の女性の数奇な人生を綴った物語。原作において、イジ―は同性愛者として描かれていたようですが、映画ではそうではない。エヴリン(キャシー・ベイツ)がニニ―の回想を聞いていく形でストーリーは進行する。
劇中「私は、もうホラー映画のデブじゃない」というミザリーをパロった台詞を吐く、キャシー・ベイツ。