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世界COPDデー

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COPDは慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の略称、患者の90%以上が喫煙者であるため、「タバコ病」の異名を取る。病理学的に「肺気腫」と呼ばれていた疾患と「慢性気管支炎」と呼ばれていた疾患を統一したもの。今日は、「世界COPDデー」だそうです。

2020年までに死亡原因の第3位になると言われてる疾患です。

具体的なCOPDの症状は、肺気腫によって酸素の取り込み口である肺胞が溶けてなくなり、酸素を血液に取り込むことができなくなる。それと同時に、空気の通り道である気管支が炎症を起こして狭くなり、肺から空気が出にくくなる。

肺を構成している肺胞が徐々に壊れていき、肺がスカスカになってしかも膨らんだままでしぼまなくなった状態です。
この「スカスカ」と「膨らんだまま」というの両方の状態がCOPDを理解する上で重要です。
またCOPDは肺胞が壊れてしまって起きますので、薬などで症状を緩和することはできても肺を元に戻すことは不可能です。

日本のCOPD患者は530万人もいると推計されているが、治療を受けているのは全体の5%にも満たない22万人。95%以上が治療を受けていなかったりCOPDと診断されていないと考えられている。

COPDは、発症当初は無症状である。階段の上り下りなど体を動かしたときに息切れを感じたり、風邪でもないのにせきやたんが続いたりすると、その疑いが生じてくる。つまり、非常にありふれた症状であるため、発症が見過ごしてしまいがちなのだ。COPDがさらに進行すると、呼吸不全や心不全を起こす。こうなると命に関わる病気だということがおわかりいただけるだろう。また、肺だけでなく全身に影響をもたらして、全身性炎症、心・血管疾患、骨粗鬆症、糖尿病などを併発しやすい。特に40歳以上で喫煙歴のある人は要注意だ。

長年の喫煙で確実にCOPDになるそうですが、実際にはCOPDが発症する前に、癌や循環器系他の疾患(これも当然タバコが原因)で亡くなってしまうパターンの方が多いようです。喫煙が「緩慢なる自殺」と言われるのがよく解ります。

「生き地獄」とか「死ぬより怖い」と言われているCOPD。とにかく卒煙しかないようです。人生の後半で酸素ボンベを携帯して歩く毎日は、極端にQOLを低下させるし、惨め。ちなみに、喫煙者90%以外の10%(非喫煙者)の中には受動喫煙も含まれる。旦那がヘビースモーカーで、吸わない奥さんがCOPDに罹るパターン。タバコ止めるのに遅過ぎるということはない。「自分だけは大丈夫」という考えは一切捨てましょう。卒煙は家族への「愛」でもあります。

by rrmat288 | 2015-11-18 12:44 | タバコ問題 | Comments(0)