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タバコと腰痛

腰痛の原因として腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が有名です。
しかし、こういった疾患は腰痛全体の15パーセントぐらい。

その他のほとんどは、原因不明の腰痛です。多くは筋膜性腰痛などと診断されます。
この大部分の腰痛は、血流と関係が深いのです。


タバコと腰痛は一見無関係のように思えますが、実はタバコを吸う人ほど椎間板が老化しやすいことがわかっています。

タバコにより椎間板が老化する原因には、ニコチンによる血行不良があります。脊椎は椎骨の積み重ねで構成されていますが、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする軟骨の「椎間板」があります。椎間板は、それ自体に血管がないため、周囲の毛細血管から栄養を得ています。しかし、タバコに含まれるニコチンにより椎間板周辺の毛細血管が収縮すると、栄養が十分に届かなくなり、椎間板の変性(老化)が促されるのです。

また、ビタミンCが不足することによるコラーゲン産生量の抑制も、原因のひとつといわれています。椎間板はコラーゲンで作られています。コラーゲンはビタミンCにより産生が促進されるので、慢性的な喫煙によってビタミンC不足が続くと、椎間板の老化が早まるとされています。

椎間板は、もともと水分を多く含んでおり、クッション性に富んでいるのですが、変性(老化)すると水分が減少して弾力もなくなります。すると、中にある組織の一部が外に飛び出し、血管を圧迫することがあります。これにより、腰痛や下肢のしびれが起こるのです。

また、椎間板の水分が減ると容積が減少することから椎骨がグラつき、脊椎のバランスが不安定にもなります。椎骨や脊椎が不安定になると、体は安定を求めて変化していき、それにともなってさまざまな病気が発症します。例えば、神経の束が通っている脊柱管が狭くなると「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」を、椎骨が前方にすべるのを防止する椎間関節がすり減って腰椎がずれてしまうと「腰椎すべり症」を、椎間板の中にある髄核が外に飛び出して神経を圧迫すると「腰椎椎間板ヘルニア」を引き起こします。

ある病院では、椎間板ヘルニアによる入院患者の72%が喫煙者だったことから、ニコチンが椎間板へどのような影響を与えるのかという研究を行いました。

ウサギの体内にニコチンを入れ、常にタバコを吸い続けている状態に近づけたところ、椎間板に大きな変性が見られました。続いて、ラットにタバコの煙を一日に20本分吸い込ませ、受動喫煙状態になるようにしたところ、ウサギの時ほどの変性は見られなかったものの、椎間板の周囲の毛細血管数がかなり少なくなるという結果が見られました。これは、ニコチンの作用により血管が収縮したことを裏付けており、椎間板に栄養を十分に送ることができないという証明になりました。

この研究結果を見ても、タバコにより腰痛が引き起こされる可能性があるとわかります。腰痛予防や悪化防止のためには、禁煙することも大切と言えますね。

元記事はこちら

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よく病院の外とかで腰引きずりながらタバコ吸ってるニコ中が居ますが、ほんまにみっとも無い。ニコ中=腰痛持ちという構図は頷けますし、将来的に骨がスカスカになるのは必至でしょう。これも本人がわざわざお金を掛けてやってることですが、大変勿体無いです。

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ニコ中は3倍以上、腰を患う破目になります。


by rrmat288 | 2015-09-04 06:18 | タバコ問題 | Comments(0)