分煙で受動喫煙は防げない

「分煙で受動喫煙は防げない」

タバコの販売により利益を得ている人々(及び彼等から広告料などを得ている人々)は頑なにそれを認めようとしないが、医学的には受動喫煙による健康被害はもはや論じる余地のないほどに明らかとなっている。

1960 年代に始まった受動喫煙と健康に関する疫学研究は、初期の研究こそ不備が指摘されるものも含まれているが、追試に追試を重ねた結果、世界保健機関(WHO)が詳細な報告書を添えて「受動喫煙は科学的根拠を持って健康障害を引き起こすことが示されて論争に終止符が打たれたといえる」と宣言しているのです。

そのため日本も批准しているタバコ規制枠組み条約(FCTC) 第8条では、締結国に「タバコの煙にさらされることが死亡、疾病及び障害を引き起こすことが科学的証拠により明白に証明されていることを認識する」ように求めています。無論、職場における受動喫煙対策も、受動喫煙が危険であるという認識のもとで進められていく 必要がある。
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一般に行われている受動喫煙対策には「分煙」があります。なかでも空気清浄機を使われている事例は多い。しかし、空気清浄機には「粒子成分は除去できる がガス状成分は除去できない」という欠点がある。臭気や目に見える煙が除去できたとしても、臭気も色もない有毒ガス(例:一酸化炭 素、ガス化したニコチンなど)はほとんど素通 りすることが知られている。

このことは日本語の媒体ではほとんど報道されませんでしたが Japan Times などはこれを「Air-cleaner maker just blowing smoke」というタイトルで報道し ました。素直に読めば「空気清浄機メーカーは 煙を撒き散らしているだけだ」という意味です が、blowing smoke には「ほらを吹く」という 意味もありますから「空気清浄機メーカーはほ らを吹いているだけ」とも読めます。

したがっ て、空気清浄機による分煙は不可能と理解していただく必要がある。タバコの煙を除去するには強制換気をするよりほか、方法は無い。すると、冷暖房の効率も落ちるので、「従業員にタバコを吸わせるには莫大な電気代が必要になる」ことも想像に難くない。すなわち、事業所内では「タバコ の煙を発生させない」ことが最も安価な「受動 喫煙対策」となる。

本当の意味での分煙とは、喫煙者と非喫煙者を分けることではない。人類の生命・財 産(お金や時間)・心理的負担などを、タバコ の煙・タバコの害から守ること。タバコ会社の宣伝文句に惑わされないで、本当の意味で の「タバコの煙にさらされることのない安全な 環境」を守ること。

以上はこちらからの引用です。
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<日本禁煙学界の提言>

☆屋外で、タバコの発がん物質とにおいにさらされないためには、喫煙者から半径7メートル以上はなれる必要があるというRepace論文の結果は重要です。

☆しかし、これは喫煙者ひとり・無風状態での実験である。風があり、喫煙者が数人かたまって喫煙している場合は、さらに2~3倍の距離が必要です。

☆したがって、屋外で、厚生労働省の考え方に合致する屋外灰皿置き場を作るなら、半径15~20メートルの円が入る敷地(200~400坪)が必要です。

☆もし、喫煙小屋を設置するとしても、タバコ煙を完全に無害にして排出するための設備コストは莫大です。
これらに要する費用(用地買収・喫煙小屋設置・ランニングコスト)は、きわめて高額となるでしょう。

☆以上より、健康面から考えても、財政面から考えても、屋外に喫煙施設を作る行政判断は、賢明とは言えません。
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某コンビニ前。くわえタバコで仕事してるバカ(右)
何でこんな連中のせいで、コンビニへの出入りで数秒息止めにゃならんのでしょうね。
by rrmat288 | 2015-06-19 06:45 | タバコ問題 | Comments(0)