石橋凌/表現者
2011年 12月 08日
12月7日発売。石橋凌氏のソロアルバム「表現者」。
全12曲+ボーナストラック1曲+DVD付きの豪華版。
ARB時代の曲は、喝・乾いた花・淋しい街から・AFTER45・魂こがして・が収録されているが、どれもアレンジが大幅に変わっていたり作りが凝っていたりして新鮮に聴こえる。また、新しい曲もどれも聴き応えが有る。表現者:石橋凌の唄ヂカラ、衰えるどころか益々パワーアップしていてとにかく力強い。そして、曲のアレンジに大きく関わっているのが、先日来岡していただいた藤井一彦さん(THE GROOVERS)。唯一無二のカッティングでク―ルに本領発揮されています。
DVD「我 演ず 魂こがして」では役者としてスタンス、歌い手としてのスタンスetc・・・インタビューと映像で長時間綴られている。役者を通して培った表現力を活かした、“曲を通して映像や風景のようなもの、ストーリーのようなものを描けるように”と音作りを追求していく様が描かれていて興味深い。
この決定的な1枚により「元ARBの・・・」という世間からの肩書きはもう放免なのではないかと思う。