2019年アメリカ映画
<あらすじ>
テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリフ・ブース。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らすリックと、いつも自分らしさを失わないクリフは対照的だったが、2人は固い友情で結ばれていた。最近、リックの暮らす家の隣には、「ローズマリーの赤ちゃん」などを手がけて一躍時代の寵児となった気鋭の映画監督ロマン・ポランスキーと、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してきていた。今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分も俳優として再び輝くため、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意する。そして1969年8月9日、彼らの人生を巻き込み、ある事件が発生する。
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これまた161分という長尺映画だったので躊躇っていたのですが、観てよかったーー。タランティーノ監督のハリウッド愛、映画愛、そしてシャロン・テート愛に溢れたオマージュ映画です。クライマックスに向けて140分いろいろと有りますが、特にストーリーに関係無し!そこがめちゃくちゃタランティーノらしい!!爆。昔の西部劇や当時のアメリカのTVドラマとか知ってたら、もっともっと小ネタを見つけられて、楽しいでしょう。ブルース・リー(そっくりさん)がジョニデ演じる役にぶっ飛ばされるシーンが在るので、中国では劇場未公開という逸話も面白い。しかし、ディカプリオも本当にええ感じのマルチ役者だし、ブラピも渋かったー。シャロン・テート事件についてだけは調べて観たほうが良いかもしれません。