皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇

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2013年アメリカ&メキシコ映画
<あらすじ>
世界で危険な街の一つとされるメキシコのシウダー・フアレスの警察官リチ・ソトさんは、殺人現場の証拠品収集に余念がない。約100万人が暮らすこの街では年間3,000件を超える殺人事件が起きているが、そのほとんどが未解決のままだ。非合法の麻薬カルテルが暗躍するメキシコでは、彼らの報復を防ぐため警察官も黒い覆面をかぶって現場に出向く。

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<解説>

ロバート・キャパ賞を受賞したイスラエル出身の報道カメラマン、シャウル・シュワルツ監督が、メキシコ麻薬戦争に迫ったドキュメンタリー。石油の輸出総額が300億円に上るメキシコは、世界10大産油国の1つに数えられるが、麻薬産業でも石油と同規模の輸出額があると推測されている。政府は2006年から麻薬組織撲滅の「麻薬戦争」を遂行するも現状を変えるには至らず、6年間で12万人もの死者を出す。その一方で、麻薬密輸ギャングをアウトローのヒーローとして受け止める人々も現れ、「ナルコ・コリード」という音楽ジャンルでは、麻薬カルテルを英雄として称えている。麻薬ギャングの讃歌を歌い人気を集めるナルコ・コリード歌手や、麻薬から街を守ろうと奮闘する警察官らの姿を通し、メキシコ麻薬戦争の光と影を浮き彫りにする。(以上、映画.comrより)

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「ボーダーライン」繋がりで鑑賞してみました。荒廃しきったメキシコのシウダー・ファレスの街を描くドキュメンタリー映画。ここでの殺人は年間3,000人。川向うの国境アメリカのエルパソでのそれは年間5人。この格差に愕然とします。虫けらのように奪われる命、我が子を殺害され泣き叫ぶ母親。1年に4人もの同僚を殺害され、報復に怯える現地の警察。ギャングに憧れる若者。全てがリアルに描かれています。が、この国はいったいどうなって行くんでしょうか???




by rrmat288 | 2016-10-06 06:50 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(0)