ED(勃起不全・インポテンツ)精力減退とタバコの関係
2015年 08月 07日
アルコールの場合、酔った状態では思うように勃起できないなど、インポとの関係がわかりやすいという特徴があります。
しかし喫煙の場合は、因果関係を自覚する機会がほとんどないため、見逃されているケースが多いようです。
タバコにニコチンが含まれていることは、広く知られています。このニコチンは、血管を収縮させる作用があるのです。
喫煙すると血行不良になり、肌によくないとよく言われますが、これは勃起に関しても同様です。海綿体に思うように血液が流れ込まなくなり、正常に勃起ができなくなるのです。
それから喫煙による、体内の栄養分の消費もあげられます。タバコには一酸化炭素や窒素酸化物が含まれていますが、それらが体内に含まれている、各種ビタミンやミネラルを消費してしまうのです。特にビタミンCが多く消費されてしまうことは、広く知られています。
1本タバコを吸うことで、1日分のビタミンCが消費されてしまうことになります。ビタミンやミネラルは、精力維持に欠かせない栄養分です。
それが失われるということは、当然精力減退、勃起不全に直接影響を及ぼすことになります。
ですから、喫煙者でインポに悩まされている人は、禁煙が最大の改善方法となります。逆に考えれば、インポと喫煙習慣の両方を改善するよい機会ともいえます。両方の悩みを改善できる方法として、禁煙を試してみてはいかがでしょうか。
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