岡山市路上喫煙禁止区域
2015年 05月 12日
岡山市の路上喫煙禁止区域をご存知でしょうか。
岡山人は運転マナーも最低だけど、歩きタバコやチャリンコ乗りながらタバコとかのバカが多く、路上喫煙禁止の意識は相当に低いレベルだと思われます。
先日、駅前のごく狭い禁止区域をざっと見て回ったら、コンビニや店舗前に灰皿が設置されてる店が何軒も在りました。(まだまだ相当数在るはずです)
敷地内であっても、完全に分断されて分煙になっているならいざ知らず、そんなわけはなく、副流煙が道路にダダ漏れ、垂れ流しという状態になります。結果的に灰皿を設置している場所が喫煙場所になり、路上喫煙を助長しているようなものです。店側は「ポイ捨て防止のために灰皿を設置している」と言い逃れするでしょうが、ポイ捨てすること自体が有り得ないことですから・・・
そんなコンビニなどの店舗にせっせと灰皿を斡旋してるのが、日本タバコ産業(JT)です。喫煙する権利はあって個人的に楽しんでいる方にとやかく言うつもりはありませんが、公共の場で他人に有毒な煙を吸わせる権利はないと思います。吸う自由もあるが、吸わない自由も有るということ。
※喫煙者の方と議論するつもりは有りません。これがJTの策略なのだから。喫煙する人が悪いのではなく、国を挙げてのタバコの洗脳に問題があると思っています。
(以下の店舗前に灰皿が在りました。また見つけたら追加でアップしていく予定です。)
・ハリウッド本店@駅前町
・ポプラ@幸町
・フォレストヒルズ@幸町
・ベクトル@幸町
・セブンイレブン錦町店@錦町
・ファミリーマート錦町店@錦町
・服部パーキング@錦町
・本町コモンズ@本町
・セブンイレブン柳町店@柳町
・サンクス下石井店@下石井
コンビニ店舗を含めてその地域が路上喫煙禁止区域ですから、路上への煙の垂れ流しはいかがなものかと思います・・・
タバコ吸わない人は、路上喫煙禁止区域にいると「ホッ」とします。なのに、コンビニ前では臭いにおいが漂ってくる。これってホントにつらいんです。
路上喫煙制限区域にある店舗前灰皿の撤去にご理解いただけると、喫煙者と非喫煙者の共存もより穏やかなものとなるのではないでしょか
しかし、日本は国をあげてタバコを売るのに必死です。国民の健康なんか微塵も気にしていません。ニコチンの持つ依存性を不当に隠し、病人が量産されるのを看過・・・発煙者が減れば今度は規制のない発展途上国にまでニコチンを売りつけようとしている。日本たばこ産業と財務省が堂々とそんな商売をしているんです。
あと、「嗜好品」という騙し言葉・・・ニコチンに旨みはありません。嗜好品というのは、酒やコーヒーなど、旨みのあるものを言います。そのため、酒を使った料理は多々あるし、コーヒー味のキャンディー・ケーキ、紅茶味の何とか・・・とか無数にあります。しかし、「タバコ味のケーキ」または、「タバコ風味の天ぷら」なんか絶対に無いし、あっても誰も食べないはずです。
そうなんですよ。タバコのニコチンは覚醒剤と同等の依存性があります。それを巧妙につつみ隠して「たばこは20歳になってから」という未成年者喫煙防止活動を行うJT。これでは、大人に憧れる子供は吸いたがります。タバコの宣伝と煽りです。本当なら「これだけ強い依存性があるのだから、成長期はもちろん20歳を過ぎても絶対に吸ったらダメ。お父さんやお母さんにも止めてもらって。」と説くべきです。そこまで説いて、それでも本人の意思で吸うというのなら、これが本来の「個人の自由」ということになると思います。(そこまでは絶対に徹底していない)
「よくタバコを1000円以上にしたらいいのに」という意見もありますが、当分無いと思います。中高生の小遣いで買える値段に押さえるはずです。
JTは商品の宣伝ができないので、ドラマや映画で役者にバカスカ吸わせたり、白々しいマナー広告へ切替えております。これだって結局はタバコを連想させる内容になっております。
上記の記事の本文中に「喫煙者の方と議論するつもりは有りません」と記しましたが、喫煙者VS非喫煙者の二項対立させるのも騙しが在るように思います。喫煙者の方々が、頑なに喫煙権を守ろうとする議論であれば話が堂々巡りになってしまうからです。ニコチンの中毒性やそれに起因する病気について、またJTと財務省のからくりについての討議ができ、喫煙者の方が「じゃあ、アホらしいからやーめた」という結論に達したなら議論する価値があると思いますよ。