Blazing telecasterとジョン・スコフィールドの2009年盤
2011年 01月 14日
ベテランギターリスト、トム・プリンシパト(昨年末に新譜が出ているようです)とダニ―・ガットンのガチンコテレキャス対決ライブ盤。1984年4月27日の音源なのだが、何故か後にリリースされた「OH NO!-More Blazing telecaster 」の方が音質が悪い。
Lフルソンの「Honey hush」に始まり、ブルースやジャズ、洗練されたインストナンバー、トム・プリンシパトがVOを取ってディランの「don't think twise,it's all right」なんかもやっている。ダニ―・ガットンのバリバリの変態(失礼!)ギターソロも炸裂している。
キンビスで与太話の最中に何やらイナタイギターの音色が耳に入ってきて、「これ誰ですか?」と問いレコメンドいただいた1枚。
ジョン・スコフィールドというとコンテンポラリー・ジャズの大御所というイメージだけで不勉強でしたが、ニューオリンズやゴスペル、ファンクミュージックに造詣の深い方だそうです。
2008年録音のこの盤はジョン・クリアリーやジョージ・ポーター、ジョン・ブッテとニューオリンズのツワモノと渡り合った1枚。14曲入りのハイ・コストパフォーマンス!正直言って外れの曲が無いと思える1枚。個人的にジョン・ブッテのVOが好きです。
「何をやろうと胸の空く、とても味とひっかかりのある世界が浮かび上がる」とライナーの著者がジョン・スコフィールドを評しているが言い得ている。ワン&オンリーの「タメ」と「トーン」を持ったギターリストだなあ。
ダニー・ガチョンですわー(笑)なんか超絶過ぎてよう解らん変態ギターですね。
ジョンスコ、あまり超絶テクじゃなく味が有るとこが良いですねえ。レイ・チャールズ没後に出したアルバムも聴いてみたいです。また、マーク・リボーも未聴ですのでまた聴いてみます。