てんびんの詩

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先日の日曜の会合でこの映画を鑑賞した。

<ストーリー>どっかのサイトより拝借。

大正期の滋賀県の湖東地方、五個荘のある豪商の後継者が近江商人の魂を入れられていく、商いの原点に気づいていく姿を描いたものです。

 主人公の大作は、小学校を卒業した日に、父からお祝いの言葉とともに、包みを贈られる。「明日から鍋蓋を売ってみィ」ということでした。大作少年が「何で鍋のふた売るの?」と聞いても、父親は「お前が売ってみれば、わかる」と突き放します。

 「今日から商いに出るのに、いつまで寝てるのや!」母親も人が変わったように厳しくなります。「人に出会うてご挨拶もできんで、商人になれますか」

 出入業者の家を回り、親の威光を嵩にきた割当販売のような商いをしても上手くいきません。見知らぬ家を訪ねても、けんもほろろに追い帰されます。豪壮な家では「金の蓋ならもってこい」といわれます。土下座も揉み手も作り笑いも泣き落としも通用しない。

 叔母さんならと思って、40キロを歩いて出かけます。しかし、「自分の商売せなあきません。自分の商売いうたら、誰の力にも頼らんと、あんたの知恵と努力と人柄で商売するということや。」と諭すだけで、鍋蓋は買わずに追い返します。
  
 農家の近くの川の洗い場に、鍋や釜が置いてあるのに気づきます。近寄って、鍋のふたを手に取ります。ふと、「鍋蓋が無うなったら困るやろな。困ったら買うてくれるかもしれん」ということを考えます。

 しかし、その次の瞬間「この鍋蓋も誰かが自分のように難儀して売った鍋蓋かもしれん。」と思います。そして、ただ無心に鍋蓋を洗い始めます。
「おい!人の鍋、何しとる!」と、カツというおばさんに咎められます。「すんまへん。わし、鍋蓋がいとしゅうて、それで…」

「鍋蓋がいとおしい?」

 行商に出て3ヶ月たっても未だ初商いができず、売るためにこっそり鍋蓋をこわそうと考えたが、先人が難儀して売った鍋蓋かもしれないと考え直し、鍋蓋がいとおしくなって綺麗にしたくなったのだと話します。

「そうか、それで洗うとったんか」カツは今までの話を聞いて、「その鍋蓋買おう。いや、売ってほしい」

「おばちゃん,、今何言うた??」

「よう頑張ったなぁ。偉い商人になりや。ええ子や。これからやで。今日の気持ち、忘れたら、あかんのえ、よかった。」
 
 大作が老人となってからの回顧談として、「商いいうことは大変なことやと知りましたねェ。鍋蓋一枚の商いが、さっきまでの見知らぬ人を、親戚以上に親しくさせるんですわ。」


大人たちは行商が修行であることを知っているのでなおさら義理で買うようなこともしない。
出入り業者のおばさんが大作をたしなめるシーンがエエです。
Commented by sumofunclub at 2009-05-23 15:12 x
もう15年くらい前になるでしょうか、各部会で鑑賞しました。
Commented by 広島T at 2009-05-23 15:51 x
私はまだ見たことがないです。普通にレンタルビデオ屋とかで借りれるのかな~。
Commented by rrmat288 at 2009-05-23 16:54
FF先生、Y田先生も確かそう言われてました。

広Tさん、たぶんTSUTAYAとかにも在るはずですよ。普通に面白くてホロっとする映画です。
by rrmat288 | 2009-05-23 14:38 | 映画・DVD鑑賞/読書 | Comments(3)